最近では連絡する手段は携帯電話を利用している為固定電話を使わなくなったので廃止したい
2024年ごろにアナログ・ISDN(メタル)回線が サービス終了予定なので光回線工事を申込むタイミングで今使っている電話番号をひかり電話に移行したいなど
このような理由で アナログ・ISDN(メタル)回線を廃止したいけど、電話回線の廃止手続き方法やメタル線の撤去工事をする為の準備など何をするのか分からない事ばかりですよね
今回はNTTのアナログ・ISDN(メタル)回線の廃止手続き方法とメタル回線の撤去工事内容を分かりやすく解説したいと思います
アナログ・ISDN(メタル回線)の廃止手続き方法
今使っているアナログ・ISDN(メタル回線)を廃止したい
ひかり電話に移行したい場合はNTTの公式ホームページや総合受付0120-116-116に連絡して廃止工事の手続きをして受付担当と廃止工事日の日程調整します。
光回線を申込むタイミングでひかり電話に移行したい・既に光回線を利用している方で
アナログ・ISDN回線をひかり電話に移行したい場合はNTTのフレッツ光を利用する場合はNTTの総合受付・NTTドコモやソフトバンクなどのコラボ事業者で申込む場合はコラボ事業者に申し込みます。
固定電話が不要になり使わないけど
いつかメタル回線の固定電話を使うかも?という方は電話番号を利用休止の手続きをします。
利用休止の場合の局内工事費用は1番号に付き2,200円掛かります。
電話加入権(施設置負担金)を5年ごと最大10年間NTTに預ける事ができ、再度固定電話を申込む時に電話加入権を購入しない電話を利用する事が出来ます。
電話加入権は既存のメタル回線を利用した電話を利用する為必要になりますが
ひかり電話の場合は新しく敷設した光ファイバーを利用した別回線の為電話加入権がを購入しなくても固定電話を利用する事が出来ます。
家を建て替える、改装工事をする為など
一時的に電話番号を止めたい場合は電話回線を一時的に中断する手続きをします。
一時中断する場合の局内工事費は1番号につき2,200円掛かります。
一時中断した電話番号は利用休止とは違い期間無制限で電話番号を残して
再度利用したい時に同じ電話番号を利用する事が出来ますが利用していない期間でも毎月の電話の基本料金が掛かってしまいます。
固定電話は使う予定が無いけど特別な理由があり電話番号を残す必要が有る場合以外は次に紹介する解約をお勧めします。
携帯電話が有るから固定電話は使わない
引越しするので固定電話を解約したい、光回線を申込むタイミングで今使っている電話番号を変えたい場合は電話番号を解約する手続きをします。
電話番号を解約する場合の局内工事費は0円で費用は掛かりません。
今使っている電話番号に特にこだわりが無い場合また固定電話を使いたい場合は新たにひかり電話を申込めばいいので利用休止・一時中断で手続きをしないで解約手続きをする事をお勧めします。
光回線を申込むタイミング、既設の光回線があり今使っているアナログ・ISDN(メタル回線)をひかり電話に切替えたい場合は
今使っている電話番号をひかり電話に移行する場合は1番号につき同番移行工事費2,200円が掛かります。
ひかり電話に移行したい電話番号を一般改定用の電話機やFAXで利用している場合はそのままひかり電話に移行しても大丈夫ですが
警備用回線(セコム・アルソック)や業務用で使っているクレジットカード端末などの
電話回線を使った通信機器を利用している場合はひかり電話に対応しているのかを事前に受付たんとや通信機器メーカーに確認する必要が有ります。
ひかり電話に切替えた後に通信機器が対応していない事が分かっても元に戻す事は出来ません
アナログ・ISDNで使っていたメタル線を廃止する場合は
回線工事を申込んだ時の契約内容(メタル線が買い取りかレンタル)とドコまで撤去するかによって工事費用が変わります。
屋内配線(申込者さま宅の保安器から、モジュラージャックまたはローゼットまでの配線)を
レンタルで利用した場合月額66円掛かりますがNTT側の設備になるので故障・修理・撤去工事費用はMJまでの配線を全て撤去する場合でも局内工事費のみになります。
電話回線が不要になり特にメタル線の撤去工事が不要な方や
管理会社から配線を残していいと、言われた場合などはNTTの局内工事のみで廃止工事をする事が出来ます。
NTTの局内工事のみで電話番号を廃止するメリットは派遣工事をしない為
建物側の撤去工事費用が掛からない事と電話の差込口(MJ)を残してまた同じ場所でメタル回線を利用する場合は新規に電話回線工事を申込むと約11,000円程掛かる工事費用が
無派遣工事で局内工事費の2,200円で開通できる場合があります。
2024年1月頃からメタルIP電話サービスを開始予定で既存のメタル線を残せばひかり電話かメタルIP電話を利用するかの選択枠が増えるのでNTTの局内工事のみで電話回線を止める事お勧めします。
電話回線が不要になり管理会社に相談した時にメタル線は残していいけど
MDFで切離しをする様に言われた場合はMDFとローカル(MJ)側に接続されているジャンパー撤去工事が必要になります
工事会社が現地に訪問してNTTの局内担当者と間違って他の現用線を誤切断しない様に出会い試験をしながら切り離し作業をします。
MDFが無い戸建てや小さいビルの場合では最寄りの電柱にクロージャーや外壁に付いている保安器で同じように切り離し作業をします。
MDF/保安器/クロージャーで切離した場合の撤去工事費用は局内のみで廃止した場合と同じ金額の2,200円で接続場所から先の屋内配線を残して新規に工事を申込む場合は
屋内配線の既設利用工事で開通できる可能性があり11,000円掛かる工事費用が約9,000円ほどで開通できる可能性があります。
電話回線を廃止る事を管理会社に相談したら現状復旧するように言われた場合は
MDF/保安器/クロージャーからモジュラージャック(MJ)側の全ての配線を撤去が必要になります
配線撤去の工事内容は間違って他の現用線を誤切断しないようにMJ側から共用部IDF間の配線を撤去をした後にMDFとIDF側のジャンパー線をNTTの局内担当と出会い試験をして切離し作業をします。
MDFやIDFが無い戸建てや小さいビルの場合はMJから保安器・クロージャーまでの配線を撤去して最後に NTTの局内担当と出会い試験をして切離し作業をします。
不要になったメタル線を全て撤去する為の費用は先ほど少し紹介しましたが屋内配線が買取かレンタルによって大幅に変わります。
屋内配線がレンタルの場合は?
派遣工事費0円 + 屋内配線撤去0円 + NTT側局内工事費
屋内配線が買取の場合は?
派遣工事費4,500円 + 屋内配線撤去1,000円 + NTT側局内工事費
携帯電話が有るから固定電が不要・今使っているアナログ・ISDN回線をひかり電話に切替えたいなどこれから廃止の手続きするには事前に知ってほしい事をおさらいします。
- 電話回線をどの様に廃止するか?メタル線をドコまで撤去するかによって費用が変わり基本的には管理会社から現状復旧するように言われない限りはNTTの局内工事のみで止めると費用が安くなり新たに電話回線を引き込みたい時には無派遣工事で開通できる場合があるのでとてもお勧めです。
- メタル線を撤去しないで残せば2024年1月頃からサービスが予定されているメタルIP電話とひかり電話を使うか?の選択枠が増える
- 派遣工事を申込む場合は工事日が決まったら早めに管理会社に連絡してMDF/IDF/EPS室などを開錠して作業できるように手配しましょう、手配できない場合は工事が延期になり次の工事日まで最悪1ヶ月以上先になってしまう場合があるので注意が必要です。